旅行記10日目(2013年4月10日)


 9時ごろ起床。昨日中留守にしていた向かいのベッドの外人さんは、夜中のうちに帰ってきていた。
 食堂へ行き朝食をとる。すでに感じのよいフランス語を話すご婦人が二人いた。Hola(オラ)と挨拶する。ご婦人方は持参のチーズを食べているようだった。一人が私に微笑みかけてくるので、

「queso?(チーズ?)」

と聞くと、

「Si, ahh...beeh, beeh(そう、えーっと、ベェーベェー)」

と言うので、あぁ、ヤギのチーズかと思い、相手もフランス語をしゃべっていたので、

「Chèvre?(ヤギのチーズ?)」

と聞くと、嬉しそうに

「Ah, vous parlez français? (あら、あなたフランス語しゃべるのね。)」と、フランス語の会話が始まった。
どこへ行くのか、どのくらい旅行するのかなどについて。

 しばらくすると、同室の外人さんが朝食にやってきた。今まで話す機会がなかったので、いろいろと話をした。ブラジル出身でヨーロッパで職を転々としているのだそうな。
 そうこうしているうちにトレド行きの電車の時間が迫ってくる。エドゥアルド(外人さんの名)との別れを惜しみながら、宿を出る。

 サラマンカ駅からマドリッドへ。Chamartin駅から懐かしの地下鉄に乗ってAtocha駅へ移動中、私の目の前の男性が少しずつ私の方へ寄ってくる。地下鉄が混んでるせいかと思ったが、何となしにその男性、私と彼との間にふわっと上着を持ってくるので、

 あ、これは財布をスろうとしてるな

と思い、体の前にあったカバンをぐいっと90度回転させて体の横に持っていき、彼の顔を真正面から見据えたところ、彼はス~っと離れていった。

 やっぱりね。昨日も今日も少し危ない目にあいかけている。私、そんなに無防備に見えたんだろうか。これからは目つきを鋭くして、スキを見せないようにしなければ。

 Atocha駅からトレドへ。トレドは起伏の激しい地形で、大荷物を持っての移動はかなり疲れる。少し痩せたような気がする。一泊13ユーロの宿を確保。しかしタオルは別途2ユーロ必要。ドけち。サラマンカの宿はタオルも朝食もついて9.5ユーロだったよー。マドリッドだってもっと安かったよー。まあ、仕方がない。トレドはエル・グレコが多くの作品を生んだ土地で、観光的知名度が高い。

 2日後にはバルセロナへ行く。電車の切符代を駅に確認しに行くと、トレド―バルセロナ間は片道117ユーロ。即却下。バスセンターへ行き確認すると、トレド―マドリッド―バルセロナのバス代は36.49ユーロ!! 即決定。

 宿に帰ると同室者はカナダ人カップルと少し胡散臭いスペイン人夫婦。荷物に気を付けよう。
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