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イタリア旅行記(フィレンツェ) 12/24


フィレンツェ2日目。

 この日はとても大事な日でした。 と、いうのは、

 specola


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 これを見なきゃならんから。

 
 さて、これは何かというと、皮膚をはがされて、皮下静脈や神経、筋がむき出しの人間

 ではなくて、

 皮膚をはがされて、皮下静脈や神経、筋がむき出しの人間を模して作った精巧な蝋細工なんです!!

 すごいでしょう?

 それとも、気味悪いでしょうか??

 これが展示されているのは、フィレンツェの Museo Di Storia Naturale (自然史博物館と訳せば良いんでしょうか?)のなかの、Museo la Specola (スペコラ博物館)

 というところで、このような人体の解剖体の精巧な蝋細工約1000点の他にも、世界中の様々な動物の剥製が何千と展示されているんです。

 我々医大生にとって、このような蝋細工は芸術品であると同時に、貴重な勉強材料。

 上の写真から分かるように、よくもまあ、こんな細かいことができたものだとつくづく感心しました。

 スペコラ博物館のサイトは こちら (イタリア語ですが)

 学術的価値があることはもちろんですが、人形にどこかしら芸術的なポーズをとらせているところが、芸術の国、イタリアならではの趣向です。

 このスペコラ博物館なんですが、とてもひっそりしたところにあって、なかなか見つけにくく、フィレンツェの穴場のようなところでした。

 ドゥオモとジオットの鐘楼も良いのですが、(興味のある方なら、気絶しない方なら) ここはホントにお勧めです。

 蝋細工の他に、動物の剥製があったのですが、皮膚を裂いて処置をしたところが結構丸見えで、そういうところは、おおざっぱなラテン気質が感じられました。

 
 ここでは、何時間でも過ごしていたかったのですが、なんとここ、閉館時間が9:00~13:00(土曜日は17:00まで、水曜休み)なんです!! 空いてる時間がめちゃ短いんです・・・ 
 
 クリスマス前のせいか、見学者は私と友人の二人しかいませんでしたが、その日の受付当番のお姉さんは、13:00近くになると早く帰りたくて仕方ないらしく、我々を追い立て始めました。 

 勤務時間、たったの4時間やろ・・・



 スペコラ博物館を追い出された後、すぐ近くにある、ピッティ宮殿へ。この日は日曜日だったので、閉まってるかと思ったのですが、クリスマス前(クリスマス当日にお休みするため)だったので、開いてました。

 宮殿内のBARで食事をとりました。 マロキーノ(コーヒー、ココア、泡立てたミルクの三層からなる飲み物)を注文したのですが、とてもおいしかったです。前日も別の店でこれを注文したのですが、大しておいしくなかった。。。 店によってだいぶ違うのだな、と感じました。

 ピッティ宮殿は、かつてフィレンツェを統治した、メディチ家の住まい。宮殿、庭園共に広大で、全て回った頃には、足がくたくたでした。

 そのくたくたの足のままで、アルノ川近くの自然・科学史博物館でガリレオ・ガリレイの中指を見届け、

 ドゥオモのキューポラとジオットの鐘楼に登りました。

 感想は、

 暑かった、そして疲れた。

 というのは、

 ドゥオモもジオットの鐘楼も、400段以上ある階段を登らなければならない

 その階段が狭い上に(上から降りてくる人となんとかすれ違えるほど)、下の方の元気な方々がどんどん追い上げてくるから・・・


 よく、ドゥオモのキューポラに登った人の回想録で、

 とても疲れましたが、途中の天井画が見れるところで、そのすばらしさに圧倒され、疲れが吹っ飛びました。 

 と、ありますが、それは正しくないと思います。正確には、

 あまりの疲労に目がかすみ、震える手で何とか天井画の写真を撮り(手ぶれしまくり)、後ろからやってくる外人の集団に追い立てられるようにして、疲れを引きずったまま、さらに上を目指しました。

 です。


 頂上に登ると、まず、冷たく心地よい風が我々を迎えてくれました。 日が暮れかかっていたので、夜景が広がります。 やっぱり登って良かったなぁ、夏にはこれないけど・・・(暑すぎて) と、心地よい疲れにしばらく身を任せました。

 しかし、ちょっと振り返ると、そこはありとあらゆる言語での落書きの嵐。

 ○月×日、ドゥオモに登りましたぁ~ 

 といった内容なのですが、歴史的建造物にこんなに落書きをしていく観光客に腹が立ち、悲しくなりました。

 くたくたになりながら、ホテルに帰り、近くのレストランで食事をすると、この日は本当に疲れてしまったため、午前0時からクリスマスミサがあるというのに、行けそうな気がせず、ベッドに倒れてしまいました。

 ハードな日でしたが、行きたいところ、みたいものを全てクリアすることができて、疲れたけれど、有意義な一日でした。



                                               つづく
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